2012年2月11日土曜日

タチアナ・グレイ(ロシア)

ここにきて、また素敵な作家の出品が決まりました。
エカテリンブルグにあるウラル人形作家協会会長のエレナ・リシナさんはとても献身的に世界創作人形展のために、ユニークな作家を紹介してくれます。タチアナさんもその一人。
ラグを使って不思議な生き物や人形を作ることで、ロシア中にファンがいて、知名度も高いそうです。確かに、表情がとても豊かですね。

Tatiana GREY

2012年2月4日土曜日

アーリン・フィッシュ・ナヴァロ(USA)

世界創作人形展は、ヨーロッパやロシアの作家の出品が目立ちました。アメリカの創作人形は、ヨーロッパと似て非なる発展の仕方をしてきました。特徴的だったオブジェ的な作品を主流とするアメリカの創作人形界は、1990年代の勢いが収まってきているようです。そのなかで、アメリカのアーリン・フィッシュ・ナヴァロは世界創作人形展、皆勤賞! 彼女は、世界各国の美術をよく吸収し、装飾に生かし、人形作家としては独自のスタンスを築きつつあるようです。アニメーターだったご主人のラリー・ナヴァロ氏とともに大の日本ファン。日本文化の影響が感じられる部分も見られますよ。

Arlene Fish-Navarro

2012年1月30日月曜日

ヴィタリス(リトアニア)

自由な精神のアーティストは、ファッション、絵画、造形となんでも興味をもち、挑戦したくなるものでしょう。リトアニアのヴィタリスもその一人。彼の作る人形は、使い古しの材料を使って、アイロニカル、でも愛らしさや内面的な深さを感じさせるものです。ポップアートと見てもよし。人形として見てもよし。作る人が自由なのだから、見る人も自由に行きましょう。
ヴィタリスは個展は30回、海外も含めグループ展は60回以上も参加してきたとか。コッポラ監督もコレクターだそうです。
世界創作人形展では、人間の内面を具現化した人体、または有名人の別の顔をもった人形をつくるつもり、とのメッセージです。奥様と日本にぜひ行きたい!と、予定をただいま調整中です。
ヴィタリスの作品は、本人のウェブサイトでさらにたくさんご覧になれます。
ウェブサイトはこちら

VITALIS

2012年1月28日土曜日

アリナ・タタルスカヤ(ロシア)

ロシアは土地柄か、フェルトを素材に選ぶ人形作家が多く見受けられます。アリナ・タタルスカヤもその一人。インパクトのある表情や、それを引き立てるデザインや色使いで独自の境地を切り開いています。

Alina TATARSKAYA

2012年1月27日金曜日

石岡瑛子さんの訃報

国際的アートディレクターの石岡瑛子さんが今月21日にご逝去されました。
73才だったそうです。

石岡さんがされてきたお仕事と業績は大変眩しく、近づくことさえためらわれましたが、bunkamura museumでの「タマラ・ド・レンピッカ」展の図録編集の仕事を頂いたとき、日本人でおそらく唯一、タマラに接触し取材をされた方として、石岡さんご本人にお話を聞かなければならないと思いました。
伝手も連絡先もなく、ただ、「週間NY生活」という新聞に記事を寄稿されていたことだけを頼りに、ご本人に連絡をとり、取材をとりつけることができました。時間もお金も余裕はありませんでし、ご本人からも多忙なので電話取材ではだめですか?という申し出もありました。でもとにかく、直接お会いしなければいけないと直感で思い、弾丸でNYに飛びました。すきま風の入る格安アパートに泊まって、2009年11月13日にセントラルパークを見下ろす高層タワーにあるご自宅で取材をさせて頂きました。どんな言葉も聞き落としたくなくて、一字一句、原稿に書き起こしました。
そのときのデータも、その後のメールのやりとりのログも、今となっては宝物です。
存在されているだけで、勇気を与えてくれるような方は、そんなにいません。石岡さんには、日本人であること、女性であることが活動する上でマイナス要因であっただろうに、その美学、強さを芯に素晴らしいお仕事を残され、今も後続の私たちを刺激し続けています。

2010年から病気療養されていたそうですが、外部に一切漏らされなかったそうです。石岡さんらしいと思います。
最後の時は日本で過ごされていたようなので、それを知っただけでもなにか、安心した思いがしました。
石岡さんにとっては一瞬のおつきあいだったと思いますが、私にとってはいつまでも光放つパワーを頂いた時間でした。
やりとりしたメールを読み返すと、本当に残念で寂しく思います。

心から石岡瑛子さんのご冥福をお祈り申し上げます。

合掌

2012年1月26日木曜日

イリナ・スタルコヴァ(ロシア)

先に紹介したエレナ・リシナ、ナタリー・グレベンスチコヴァはウラル人形作家協会会員ですが、今日ご紹介するイリナ・スタルコヴァも同会会員です。ぬいぐるみ作品で地元では大変人気のある方だそうです。とても表情豊かにポージングができるぬいぐるみ、実物を見るのが楽しみです。

Irina STARKOVA

2012年1月25日水曜日

ナタリー・グレベンスチコヴァ(ロシア)

ウラルのナタリー・グレベンスチコヴァは、六才のときから針を持って、人形製作を始めたそうです。でもすぐに、可動性を求めるようになり、針をペンチとワイヤーに持ち替えて、人体の動きを再現できる構造を研究開発し、ダイナミック・スケルトンという特許をとるに至ったそうです。それを抜きにしても、彼女の魔術的な文様が施されたぬいぐるみは不思議な魅力があります。

Natalie GREBENSCHIKOVA