とても急な話だったのですが、ドバイで行われる人形展に招待され、参加することになりました。
依頼があったのは、5月の末。開催は7月。え〜!? 本気かいな。
なんでも世界から10名ほどの作家を招待し、300点ほどの作品を、ドバイのウォーターフロントのイベント会場で展示するといいます。
私を主催者に紹介したヨーロッパの作家は信用できるし、彼女も参加するというので、半信半疑で取り組み出しました。
主催者と何度も連絡をとりながら、日本からは個人作家でなくて団体戦の出品でいいか確認して、20名近くの方の出品の準備を進めました。
ロシアもそうですが、日本や欧米相手のペースで確認作業が進みません。半分もどかしく思いつつ、偶像崇拝を回避してきた回教国での人形展に興味津々。たぶん、主催者も人形展を立ち上げながら、分からないことだらけではないかと想像がつきます。
昨年、実兄が赴任していたチュニジアを訪ねたのが私にとって初の回教国体験でしたが、装飾品は抽象的なデザインの工芸品ばかりでした。そこに人形が入っていくイメージがわかないので、反応をみるのが楽しみです。
ひとがたが、人間の普遍的な関心を誘うものと言い続けている自説が試される気分です。
しかし、未だに日本をいつ出発して、戻りがいつなのか、確定の連絡がありません。再来週の今日が搬入日なのですが。