2009年6月30日火曜日

ドバイ人形展 準備編

今回の企画は、なかなかタフです。
まだフライトスケジュールも知らされてません。
他にもドバイ側とは驚きの「意識のタイムラグ」がいくつかあります。
人形を次々に発送している昨日、発送会社や方法の指定がありました。
オランダの作家に様子をうかがうと、やはり今は忍の字で、「待てというのだから、待つしかない」みたいな返答でした。
やきもきしてしまう自分は日本人だなあと、よくも悪くも民族意識が高まるものです。
さてどうなることやら。

2009年6月24日水曜日

ドバイの人形展

とても急な話だったのですが、ドバイで行われる人形展に招待され、参加することになりました。
依頼があったのは、5月の末。開催は7月。え〜!? 本気かいな。
なんでも世界から10名ほどの作家を招待し、300点ほどの作品を、ドバイのウォーターフロントのイベント会場で展示するといいます。
私を主催者に紹介したヨーロッパの作家は信用できるし、彼女も参加するというので、半信半疑で取り組み出しました。
主催者と何度も連絡をとりながら、日本からは個人作家でなくて団体戦の出品でいいか確認して、20名近くの方の出品の準備を進めました。
ロシアもそうですが、日本や欧米相手のペースで確認作業が進みません。半分もどかしく思いつつ、偶像崇拝を回避してきた回教国での人形展に興味津々。たぶん、主催者も人形展を立ち上げながら、分からないことだらけではないかと想像がつきます。
昨年、実兄が赴任していたチュニジアを訪ねたのが私にとって初の回教国体験でしたが、装飾品は抽象的なデザインの工芸品ばかりでした。そこに人形が入っていくイメージがわかないので、反応をみるのが楽しみです。
ひとがたが、人間の普遍的な関心を誘うものと言い続けている自説が試される気分です。
しかし、未だに日本をいつ出発して、戻りがいつなのか、確定の連絡がありません。再来週の今日が搬入日なのですが。

2009年6月18日木曜日

水澄美恵子さんの人形展

ご報告が遅れましたが、右のサイドバーで掲げている水澄美恵子さんの「木造校舎の子供たち」のシリーズの人形展が行われることになりました。
三重県のパラミタミュージアムの小ギャラリーで、7月29日(水)から8月16日(日)まで開催されます。
詳細は追ってお知らせいたします。

2009年6月16日火曜日

高円寺の銭湯なみのゆ


実は、世界創作人形展の準備と並行して、編集を担当させていただいていた高円寺の銭湯「なみのゆ」さんの冊子「そうだ!銭湯へ行こう なみのゆノート」が先週、やっとできあがりました。
銭湯文化の生き残りをかけて、様々な実験的な試みをされている銭湯です。5月には煙突を使って鯉のぼりを泳がせたり、常連客でデザインチームを作ってもりあげたり、様々なユニークな試みが行われています。
ウェブサイトも充実していますので、ご覧ください。
http://naminoyu.com/
銭湯のことを知るための貴重な資料になると思います。ご関心のある方は、「なみのゆ」にお問い合わせください。1部500円です。