昨年1年、ペースを落としていたせいか、すぐに仕事がたまります。
ブログの更新も遅れてしまいました。
藤田博史氏のバーでの対談のご報告も、と思いながら、時間がどんどん経ってしまいます。考えていることはどこかで書くと思います。
藤田氏は、「大航海」という雑誌に「量子論理的『現代美術批評』批判」を執筆されたばかりで、対談ではその視点からの指摘も感じられるものがありました。
去る22日には、人形劇映画では私が一番好きなイジィ・バルタ氏が武蔵野美術大学で新作の紹介と公演をするというので、胸弾ませて参加しました。素晴らしい充実した内容でした。全国から、ファンがこの公演を聞きにきていました。長年温めてまだ資金ぐりのメドがついていないという「ゴーレム」のパイロットフィルムを見て、本当にこれがなんとか完成しないものかと願います。
昨日は、ロシアで一番読まれている人形専門誌「ドール・マスター」のオルガ・ラクヒナ編集長が日本特集号の準備で来日し、京橋のドルスバラードで面会しました。その後、辻村寿三郎さんやボークスのショールームを案内して、日本の人形シーンについてかいつまんで説明した一日となりました。
オルガの話では、ロシアの人たちが大挙して来日するという予定が、ダウンサイズしたらしいです。かつ、残念なのが、サシャ・ペトロバの来日中止。やはり経済的に円高の日本に来るのは厳しかったようです。
世界創作人形展の準備も少し遅れ気味ですが、進んでいます。
出品リストも出始めました。写真があるものもご紹介する予定です。