出品リストは〆切というものがあります。
オランダの3人組は明日の飛行機で東京に向かってきます。(フライト通常運航だとのことで、良かった!)
そして、その3人のうちの二人、イヴォンヌとネルのリストが届いていないので、メモで良いからと催促をしました。
来日組は、前日まで制作をするという人が何人かいます。リストを作るのは二の次になってしまうのでしょう。だから、私の催促がどんなパニック的状況を起こしているかを考えると気が重いのですが、そこは公平に。
そうしたら、イヴォンヌからきました。メモ程度で良いというのに、3時間くらいかけて30本近いメールで、それも一本に3MBくらいの写真を一点ずつつけてです。
昨年も同じスタイルで(それも図録編集中に)送ってきたので、それを止めてほしいと思って、「リストは写真は付けなくていいから」と書き添えたのに、今回も昨年のスタイルできました。
3MBって、印刷に使えるデータ量です。きっといつか印刷に使うことを考えて、大きいデータで撮影したのでしょう。
彼女からは人形が命を得たように作り込むのに今までずっと制作をしてきたの、というメッセージが。きっとひとつひとつ、きちんと見て欲しいのだろうという気持ちがデータの重さと共に伝わってきます。
普通のビジネス感覚で言えば、彼女のやっていることは海に吼えたくなる行為なんですが、可愛い・・・。
そしてネルはさっき、これからリストを送ると書いてきた・・・。
明日は彼らは飛行機に乗っている・・・。