2010年3月30日火曜日

レンピッカ展図録通販

レンピッカ展の図録はお陰様でご好評を頂いております。
日本語で読めるレンピッカの資料としては、最新情報を交えた決定版といえます。
bunkamura・ザ・ミュージアムでは展覧会期間中、電話でのご注文(宅急便 代金着払・現金決済)も承っているそうです。
TEL.03-3477-9111(Bunkamura代表)
他にもレンピッカ関連のグッズがこちらでご覧になれます。

訂正
「ドクターG」の再現ドラマに子供達が演じたのは、会社員役でした・・・。

2010年3月27日土曜日

NHK BSの新番組「総合診療医 Dr.G」

NHKのBSで来週より毎週放送される「総合診療医 Dr.G」という新番組があります。
お医者さんの診断をめぐる新しい感覚のワイドショーですが、この番組の制作に私の子供二人が関わっておりまして、多くの方に見て頂きたく、ここで宣伝させて頂きました。
身内ネタですみません。
二人とも、DFJを出しているときには取材やデザインで手伝ってくれました。
ついでに言うならば、番組内の再現ビデオで医者や患者役でも出演するとのこと。
もしお時間が合うようでしたら、ご覧ください。
放映日時
NHK BS hi 毎週月曜日 21:30〜21:59
再放送
NHK BS hi 毎週火曜 7:00〜7:29 毎週金曜 12:00〜12:29
NHK BS 2 毎週木曜 20:00〜20:29 翌週月曜 9:00〜9:29

2010年3月26日金曜日

週刊NY生活

レンピッカ展の図録に、NYの石岡瑛子さんを取材したことはここでも書きましたが、その取材記をニューヨークで発行されている日本人向け情報紙「週刊NY生活」に投稿いたしました。
3/27号20ページに掲載されましたので、ぜひご覧ください。上のタイトルにリンクをはりました。
1000字とはなかなか難しい字数で、長くもなく短くもなく、沢山ある書きたいことをバランスとるのに苦心いたしました。
この情報紙は、日本でも東京、福岡などの紀伊国屋書店に空輸されているそうです。
NYの取材のとき編集長の三浦氏にお世話になったのですが、御礼に伺ったときにそのご苦労や信念を伺いました。
こだわってらっしゃることが、紙の媒体、他社の配信に頼らない自前取材ネタ、広告収入による経営であり、それで現在も成り立っているという努力の成果の情報紙です。今日では、あの新聞紙の材質の紙をアメリカで探すのはかなり困難なことらしいです。
かつ、紙媒体にこだわってもいますが、その情報をPDF版で全紙を見られるようにしたのもこの小さな媒体が業界で先鞭をつけたとか。昔の記事もアーカイブで読むことができます。
アメリカやNYの情報を知りたい方は、毎週この新聞を読まれると、かなりNY通になられること請け合いです。日本の媒体では伝わってこない興味深い情報や、鋭い視点のコラムが品番に見られます。
PDF版でしたら、定期購読は無料です。PDFの紙面でメールマガジンの登録をされれば、発行される度にヘッドラインを送ってもらえます。
ぜひ、ご覧になってください。

2010年3月23日火曜日

世界創作人形展DM


春めいてきましたね。今日は桜の花が咲いているのを見ました。
ポポヴァの来日準備でなかなか上がらない双六みたいなことをやっていましたが、もうすぐ先が見えてきそうです。
世界創作人形展のハガキDMができました。
ポポヴァ姉妹できたての最新作、オルガ・ロエルの「モーツァルト」ゲイル・ラッキーの「白ウサギの死を悲しむアリス」を入れました。
近日中にウェブサイトからもダウンロードできるようにいたします。
また、丸善丸の内店の店置きのチラシもこれから作りますが、そちらも同様に、ウェブでご覧になれるようにいたします。

2010年3月15日月曜日

サロン・ド・シモンのお知らせ

先日、エコール・ド・シモン人形展のオープニングにお邪魔させて頂きました。
今年は29回で、来年が30回になるそうです。
初めてエコール・ド・シモンをお邪魔させて頂いたのが十数年間になりますが、そのときにシモンさんが「宝物」と言って見せてくださったのが、毎年増えていく「エコール・ド・シモン展」の作品アルバムだったのを思い出します。
先日も別れ際に「これからの若い人を育てなきゃ!」と、強くおっしゃっていました。
私の仕事が、ささやかな一助になれば幸いですが、私が出させて頂く4月11日の「サロン・ド・シモン」の詳細が決まりましたのでお知らせいたします。

4月11日(日) 午後三時より
エコール・ド・シモンにて。 会費1000円で要予約となります。
お申し込みはこちらからお申し込みください。3/15より受付を開始されているそうです。

(なお本日現在で、サロン・ド・シモンのお知らせの内容が私が急病のままになっておりますが(^_^;)、さすがに半年たちましてインフルは済んでます、ご安心を!

2010年3月10日水曜日

ご報告

・世界創作人形展ウェブサイトを、ちょこちょこ更新してます。ここにきて、海外の作家も写真をばんばん送ってきてますので、それが反映するようにしています。トップページのスライドショーの写真も、昨日より今日のほうが増えています。作家のフォト・アルバムも更新中。

・明日は紀伊国屋画廊で、第29回エコール・ド・シモン人形教室展がオープンします。
 昨年、サロン・ド・シモンに招かれていましたのに、私のインフルエンザ騒ぎで取りやめになった会について、4月11日に開催して頂くことになりました。また、世界創作人形展会期中には、ポポヴァ姉妹をサロン・ド・シモンのゲストにして頂くことも決まりましたので、明日は私もオープニングにお邪魔して、シモンさんにご挨拶させて頂く予定です。
 サロン・ド・シモンは定員予約制となっております。
 詳細は、エコール・ド・シモンのウェブサイトでご確認ください。詳しいことが分かりましたら、こちらでもご案内いたします。

・レンピッカ展、絶賛開催中! 東京近郊の方は、ぜひご覧くださいね。

2010年3月9日火曜日

世界創作人形展ウェブ更新しました

大変お待たせしており、申し訳ありませんでした。
「世界創作人形展」のウェブサイトをリニューアル、更新いたしました。
本日の時点で確認した内容を反映しております。
まだ未確認だったり情報を反映できていない部分があり、リンクが不具合なところもありますので、徐々に手直しして更新していきたいと思ってます。
申し訳ありませんが、予めご了承ください。
このウェブを作っている最中にも、海外から情報の更新の追い打ちがかかり、どこで締め切るかが微妙だったのですが、何はともあれ、全体の概要だけでもお伝えしたく公開に踏み切りました。
なお、昨年の内容はアーカイブとして、アドレスを変えて閲覧できるように致しました。
http://www.nonc.jp/worldningyo09/index.html
フォト・アルバムなどはそのままにしてありますので、こちらもお楽しみください。

2010年3月3日水曜日

レンピッカ展図録、できました



渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムでのレンピッカ展はいよいよ今週の6日から。
図録は本日できあがってきました。どれどれ、うまくできたかな、と、設営作業真っ最中の会場へ。
できたてほやほや、ピカピカの図録がありました。
嬉しさがこみあげますが、まだ安堵感と不安が半々で、何ともいえない気分です。主催者の方も同じ気持ちでしょう。
レンピッカの絵は、どこかの美術館に集中して収蔵されているのではなく、個人のコレクター所蔵ばかりのものであり、かつ人気があるために今でもよく売買されているので、一堂に集めて展示をするのが本当に大変な企画だったのです。かつ、専門の研究者が少ないことから資料が乏しく、記述内容の整合性を確認する作業がとても大変でした。今、人気があがってきている作家だけに、これからも研究対象として資料が増えていくことでしょう。
この図録はそのなかでも、現在確認しうる最新の資料と情報をまとめた、日本では決定版といってもいいレンピッカ資料になるはずです。
あと手前味噌ですが、私がこの図録だけのためにNYまで出向いて取材した石岡瑛子さんの記事もお見逃しなく!
展覧会図録ですので、会期が終わりますと入手が困難になります。ご関心のある方は、ぜひ、この機会にお求めください。
http://www.ntv.co.jp/lempicka/index.html

まだ、レンピッカの実物の絵は、こういう機会でしか見られません。日本では実に、14年ぶりの展覧会ですから、次があるかどうかわかりません。
開梱中の絵を間近に見ましたが、それらの絵は、実にパワフルです。どん底の生活から自立した生活と栄光を、自分の力で勝ち取ろうとするレンピッカの気迫に満ちた絵です。展示のほうも、ぜひよろしくお願いいたします。

2010年3月2日火曜日

世界創作人形展ウェブ

そろそろ、コヤーラ通信が届き始めている頃でしょうか。
なかに、「世界創作人形展」の第一報を入れさせていただきました。
新しい参加作家からは面白い写真が届き始めているので、参考写真としてご紹介させて頂きました。
今、「世界創作人形展」のウェブサイトのリニューアル中です。しかし思うように仕事がはかどりません。「今作っていて、新作の写真を送るから!」という作家たちの写真を待って、原稿が一度に揃わないのです。
それで今は、できるところからやっており、今日はロシアの初出品の作家のデータを整えていました。写真を見ながら、工芸作品としての完成度の高さに感服しています。発想と造形、そして、飾るものとしての技術の確かさを感じます。そして、真面目なばかりでなくユーモアやウィット、玩具における狂気じみた勢いが、どれも計算されてうまくまとまっています。日本の人形ファンにとっては、人形は関節構造であることと顔の表情がポイントが高いのですが、欧米の作家にとっては人の暮らしの中に置く物として、人の形をどう見せるかという面白みがポイントなのでしょう。かって日本でもそういう人形創作が盛んに行われていましたが、体制的な表現が示され、表現の自由度がどんどん狭まっていったと思います。
ロシアの作家の作品を見ていると、改めて人形の表現の可能性を感じます。彼らのファンが日本にも増えていって欲しいと思っています。