2008年11月13日木曜日

世界創作人形展-2

今日は今のロシアの人形界を築いたといってもいい作家、タチアナ・バエヴァのフォトアルバムを「世界創作人形展」のサイトにアップロードしました。

彼女の部屋から見えるという、スターリン様式のモスクワ大学の夕陽の景色が素敵です。
タチアナと初めて会ったのは1994年夏のアメリカでした。その頃は彼女はアメリカでの長期滞在を繰り返し、アクセサリーを作っては滞在費を捻出してました。当時は人形作家が皆無だったロシアで作家のネットワークを作りたい、と描いていた彼女の夢はその後の彼女の努力によって見事に実現しました。今のロシアの人形界は世界で一番勢いがあるのではないでしょうか。すごい仕事をしたものだと感心しています。タチアナも、来年のこの企画のために初来日を予定しています。
*ロシアの人形界について、彼女は別冊DFJ「人・形ノート2号」(2007年)で解説してくれています。(右のURLの「アラビク」さんでお求めになれます。)