2008年11月18日火曜日

この秋の活動報告-2

10月にはモスクワに行く前に、福島で大竹京さんが主催する「ドールアート展2008 in うつくしま」でのコンクールに、審査員として参加させていただきました。今回が4回目で、最初から審査をさせていただいてます。
大竹さんと教室の皆さんで全国規模の公募展を裏方に徹して支えているご苦労は、相当なものだと頭が下がります。
私の最近の人形をみる基準は、人形でなければできないことをやってるか、です。コンクール作品は、「表現」として気負っているものが目につき、大きさや第一印象で「意欲作」が評価されがちですが、人形にしかできない部分というのは案外地味なところにあります。私がイチオシで選んだ作品は、入選に留まりました。でも、その方はちゃんと分かってやってるんだなあ、という感じがして、ちょっと清々しい、嬉しい気分になったのでした。