今日は、世界創作人形展のウェブサイトにスペイン在住のオランダ人作家、ゲルダ・S・ライスダイクの写真をアップロードしました。
スペインの葡萄畑が広がる環境での制作生活はなんとリッチなのでしょう。しかし彼女は2005年に乳ガンを患った重く辛い経験があったそうです。その彼女を精神的に支えたのが、創作活動。幸せの形は、創作なのだと気づき、情熱を傾けるようになったそうです。
東京のストリート・ファッションシリーズは、ユニーク。世界でも日本のアニメやマンガブームとともに話題になるようですが、ファッションデザイナーであった彼女の嗅覚は鋭く、オリエンタルな人形に原宿あたりのニュアンスが伝わってきます。厳密には日本の現実に沿っていないかもしれませんが、でもオリエンタリズムが誇張されず、衣装のディテールにも遊び心が感じられます。これもいいじゃん、と逆に採用されそうな感じもしますね。