2011年1月24日月曜日

大島和代さんの「乳歯BOX」




パリの大島和代さんから、新しいシリーズ「乳歯BOX」のお知らせがありました。
ただいま東京国立近代美術館工芸館で所蔵作品展「現代の人形展」開催中ですが、そちらで展示販売されています。
エスプリと繊細な手仕事の融合ともいえる逸品です。
展示をご覧になった後に、ぜひ「乳歯BOX」もご覧になってみてください。

ここに大島さんのコメントをご紹介します。
大島さんのコメントから;
「平和への願い」(くるみの赤ちゃん1000)が完成してかれこれ2年。
くるみの赤ちゃんはもう打ち切りにしようと思っていたのですが。今、又彼らは「1番最初の乳歯BOX」として生まれ変わりました。
ものごころついて、1番最初に抜ける乳歯の出来事は成長過程にある子供にとって脱皮をともなう「大人への最初の一歩」の体験であり、我が子の成長を願う親にとっても記念すべき出来事といえます。
小さくて、エナメル質、象牙質、石灰質が少なく、やわらかく、きめ細かい幹細胞を多く備えた乳歯はそれ自体乳児の象徴であり、「くるみの赤ちゃん」は、そのかけがえの無い乳歯を大切に保管する箱として生まれ変わりました。