2013年3月16日土曜日

KOYAALA通信



ここ数日缶詰めで、KOYAALA通信を作っておりました。
今回は造形作家のよねやまりゅうさんを訪ね、「死と造形」をテーマにお話を伺いました。

大震災から2年。未曾有の大惨事がもたらした突然の多量の死の現実がこの2年間でもたらした影響は、ひとがたを作る人達にとってあったのか、なかったのか。小さな紙面ですが、その問いを考えてたくて、よねやまさんに尋ねてみました。
奇しくも取材日は3月11日。横浜のアトリエに向かう途中、2時26分に「一斉訓練のため」乗っていた電車が止まりました。

通信はチーム・コヤーラの活動趣旨に賛同頂いているコヤーラ・クラブ会員の会報です。ご関心のある方は、こちらまで。
http://www.ab.auone-net.jp/~koyaala/koyaala-club.htm



2013年3月1日金曜日

FANTANIMA!での取り組み

当オフィスが初めて取り組む企画、FANTANIMA!では、ロシアの民族人形のワークショップを開催します。
ヴェプスカヤと呼ばれる布の素朴な人形は、お守りとして作られ、人の暮らしと共にありました。針とはさみは一切使わず、布をちぎり、糸でしばって作っていきます。
サイズや形にも、意味があります。
顔に目鼻を入れないのは、命がこもってしまうからだということで、その点は「魂を入れる」ために目を描き込む日本の人形と対照的です。
社会主義政権下では民族的な風習や迷信は抑圧されていたのが、1991年の社会主義崩壊後、一気に息を吹き返し、今は伝統的な風習であったこの人形に関する本が人気だそうです。
FANTANIMA!では、ウラル創作人形作家協会のエレナ・リシナ会長が来日し、このヴェプスカヤの講習を行います。(1時間、材料費込み1500円)
御関心のある方は下記まで。
http://fantanima.blogspot.jp/2013/03/blog-post.html
先着順のお申込みとなります。
また、エレナ・リシナ会長によるマトリョーシカ制作ワークショップもあります。
ぜひ、この機会にロシアの空気を一瞬でも、経験なさってみてください。