2013年12月31日火曜日

年末のお知らせ

本年度中は大変お世話になりました。

・コヤーラ通信16号は、1月8日前後の発行を予定しております。
12月に業務が集中したため、編集が遅れております。
コヤーラクラブ会員の皆様には、お待たせして申し訳ありません。
ご理解を賜れますようよろしくお願いいたします。

・ただいま公開中のスタジオジブリ作品 
 高畑勲監督「かぐや姫の物語」
 1月に徳間書店より発行予定のロマンアルバムで、美術監督の男鹿和雄氏と背景美術スタッフのインタビューを担当しております。大変意義深い内容を話して頂きました。現代社会のさまざまな分野に共通するメッセージが含まれていますので、ご一読頂ければ幸いです。

・ただいま、来年の企画に向けて準備をしております。
 チーム・コヤーラと共同のプロジェクトチームの形で3月に新コンセプトの「AVANT☆GALZ」(アヴァン・ギャルズ)展、4月30日から「FANTANIMA!2014」を東京の丸善丸の内本店画廊で行います。
 チーム・コヤーラも来年は公募展を行う予定です。

これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。

 2013年12月31日

羽関チエコ

2013年12月8日日曜日

ただいまモスクワにいます

ただ今モスクワにおります。現在開催中のぬいぐるみイベントHELLO TEDDY! と来週開催のART OF DOLLの展示と審査員で参加しております。
厳寒のモスクワにてなかなかタイトなスケジュールで、ブログでのご報告は滞っており、申し訳ありません。
随時報告をアップしていきたいと思います。

また、11月23日公開された「かぐや姫の物語」のムックで、美術監督の男鹿和雄さんと美術スタッフを取材させて頂きました。来年徳間書店より発行される予定です。
透明絵の具を使った水彩の画風をアニメーションの背景に取り入れた高畑監督の意欲作です。機会があれば、ぜひご覧ください。

17日には帰国いたします。
なにかご連絡がある方は、申し訳ありませんがメールでお願いいたします。


2013年10月5日土曜日

ハーメルン上映中

今、話題の映画「ハーメルン」に、井桁裕子さん制作の人形と人形遣いの黒谷都さんが登場されてます!
通信にもご案内を同封しますが、来週で上映が終了する館が多いので、取り急ぎブログでご案内させて頂きます。

ハーメルン」坪川拓史監督・脚本
2013年 / 日本 / 132分
制作・配給(株)トリクスタ



福島県、奥会津・昭和村の廃校を舞台に、ある秘密を抱えて帰ってくる青年と村の人々との物語。
「忘れかけていた、忘れてはいけないこと。」
幻想的な8ミリ映画のシーンで、人形劇一座が出てきます。経済や科学の発展と引き替えに何かを失ってしまう人類を象徴的に描いた劇中劇ですが、人形遣い・黒谷都の素晴らしい操演技術の一端がスクリーンで垣間見られる貴重な映画です。(人形制作:井桁裕子)

出演:西島秀俊、倍賞千恵子、坂本長利水橋研二、守田比呂也、内田春菊、小松政夫、風見章子、黒谷都 ほか

<この秋の上映館>
ユーロスペース(渋谷)    10/11まで 10/25まで

シネマート心斎橋    10/11まで
フォーラム福島10/12(土)~
ポレポレいわき10/12(土)~
シネプレックスつくば10/12(土)~
京都みなみ会館10/19(土)~
名古屋シネマテーク    11/9(土)~
横浜ジャック&ベティ    秋上映予定
元町映画館(神戸)    秋上映予定

コヤーラ通信発送予定

コヤーラ通信15号は、10月9日、10日あたりの発送を予定しております。
コヤーラ・クラブ会員の皆様のお手元に届くのが、10日〜13日あたりになる予定です。
今回は9月29日まで開催いたしましたチーム・コヤーラ主催の「創作人形展」リポートが中心です。
発行が遅れましたことを、心よりお詫び申し上げます。

2013年10月1日火曜日

創作人形展 無事終了

チーム・コヤーラの創作人形展、無事に終了しました。

出品された方、ご来場いただいた方、関係者の皆様、大変お世話になりました。
今回は互いに話すこと、すなわち、交流を重視しました。
ベテランから新人の方まで、限られた時間と場所でしたが、この機会をご利用いただけたとしたら、チーム・コヤーラ としてもうれしい限りです。
展示に力を貸していただいたプロの作家の方々や、講評作家のよねやまりゅうさん、三輪輝子さん、 井桁裕子さん、月光社のつじとしゆきさんにも心からお礼申し上げたいと思います。

コヤーラ通信、10月1日発行の予定が遅れておりますが、現在鋭意制作中です。
来週中には会員の皆様に、今回の展示レポートをお送りいたします。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

羽関チエコ

2013年9月21日土曜日

チーム・コヤーラ主催 創作人形展

ブログの更新が長らく開いてしまいました。
今日は、来週24日よりスタートするチーム・コヤーラの「創作人形展」のお知らせをいたします。

 2013年9月24日(火)~29日(日)
10:00~18:00
最終日16:00まで、入場は閉廊時間の30分前
会場:NHKふれあいホールギャラリー
東京都渋谷区神南2-2-1
詳細はこちらをご覧ください。
http://koyaala.exblog.jp/19499697/
※この展覧会では、会場の都合上作品販売はいたしません。

 全国規模の人形公募展があちこちで開催されるようになった昨今ですが、公募展のその後の出品者の成長を追う展覧会がなかったことから、今回は昨年の受賞者や評価の高かった作品の現在の状況を見てみたいと思います。
あわせて出品者立ち会いのもと、プロの作家による公開講評会を行います。

「他者からは自作品がどのように見えるか」「方向性で迷っている」「創作人形って、結局何なんだろう」など、制作者が自問自答してきていることに、一般の参観者も含め、スタッフやプロの出品者などとともに意見交流できる機会の場にしたいと思っています。
 その意味で、この人形展は「話をする」ための人形展でもあります。
(遠方やその他の理由で会場にこられない出品者のためには、会場の反応をお伝えするフォローもさせていただく予定です。)

展示では昨年の出品者に加えて、プロ作家のゲスト作品も展示します。2004年に、東京都現代美術館で行われた「球体関節人形展」で出品がかなわなかった天野可淡作品もご遺族の全面的なご協力により、特別展示させていただきます。

出品者、参観者、それぞれの方にとって有意義な時間をご提供できるように、スタッフとともに準備しております。ぜひ、お見逃しのないように!


2013年6月25日火曜日

コヤーラ通信14号

コヤーラ通信14号を昨日発送いたしました。
購読会員の方の元に、26日以降配達されていく予定です。

今回は公募展が連続して開催される状況をみて、その内容の比較表、また関連して「人形論の不在」を問う月光社のつじとしゆきさんの取材記事と、人形論試論の一部を掲載しております。

また会員の方の要望で、秋に マニアックアートツァーを企画することになりました。
コヤーラ会員とそのご紹介のある方を対象に募集致します。
 フィレンツェの「ラ・スコペラ」、南フランスの「シュヴァルの理想宮殿」、スイスの「ギーガ美術館」など、一般ツァーでは訪れることがなく、一度は見てみたい施設を回りたいと思っています。
詳しい内容のご案内や旅程表は7月にできあがる予定です。ご関心のある方は、羽関オフィスまでご一報ください。

なお私の海外出張のため、羽関オフィスは6月26日より7月5日まで、お休みさせて頂きます。出張中でも、メール、電話(留守電)、ファックスでご用件は受けられます。帰国次第お返事させて頂きます。
ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

羽関

2013年6月16日日曜日

日本ユーラシア協会バザー

15日、16日と、日本ユーラシア協会のバザーで、FANTANIMA!延泊組一部ご紹介させて頂いております。
こちらのバザー、可愛い掘り出し物や他で買えないロシアの美味しい食品がいっぱい!
生のビーツもありました。
当日のご案内になって恐縮ですが、下記twitterご覧下さい。
https://twitter.com/fantanima
お近くの方はお時間をとって出かける価値、あると思います。

2013年6月7日金曜日

ドールワールドフェスティバル

急なお知らせになり恐縮ですが、8日と9日にチーム・コヤーラがドールワールドフェスティバルに出展させて頂きます。

URL
http://www32.ocn.ne.jp/~japandollworld/dw_index.html
レプリカ、ドール、創作人形、ぬいぐるみとジャンルを隔て、マイペースで開催されているイベントで、チーム・コヤーラも昨年から参加させて頂いています。
主催者の方も出展者の気持ちに立った、細やかな配慮で準備してくださり、こういうイベントは続いて頂きたいと思います。

羽関オフィスでは、今はコヤーラ通信の編集真っ最中ですが、私(羽関)も明日は終日、編集進行次第では8日も午後から会場に詰めさせて頂きたいと思っています。

チーム・コヤーラでは、マニアックアートを鑑賞するツァーを企画中。
こちらは会員とそのお知り合いの方へのご案内となります。
最新情報はドールワールドフェスティバル会場、または7月1日発行のコヤーラ通信でGET!

2013年4月23日火曜日

FANTANIMA!終了

昨日、関西でのFANATNIMA!が終了しました。
東京展を経て、大阪、京都のギャラリー3店舗で開催させて頂きました。
各店舗とも手探りでご協力頂きましたが、熱心なファンの方を関西に得ることができたようです。
なお、一部作品は引き続き関西と群馬のとおりゃんせさんで展示させて頂くことになりました。また詳細はFANTANIMA!のブログやツィッター、Facebookなどでお知らせいたします。
来年もFANTANIMA!開催を予定しております。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

なお、間髪入れずにチーム・コヤーラの人形展の準備に入っております。
9月に渋谷で開催いたします。

チーム・コヤーラ主催
創作人形展
~それからの人形たち~
会期:9月24日(火)~9月29日(日)10:00~18:00
会場:NHKふれあいホールギャラリー

昨年の受賞者を中心に、現在の制作を追う展覧会となる予定です。
詳細は改めてご案内いたします。

2013年4月16日火曜日

FANTANIMA! in KANSAI スタート

FANTANIMA!は東京の丸善丸の内本店ギャラリーでの展示を終え、15日より関西3ギャラリーでの展示が始まりました。
14日、15日と搬入・初日で各ギャラリーに伺いました。
京都の昔人形青山K1、大阪市中崎町の書肆・珈琲舎アラビク、乙女屋サロンと、それぞれに創作人形を通しておつきあいの始まったお店ですが、三店とも方向性がはっきりしていて、展示作品がそれぞれの個性的な空間で頼んで頂けるようにできました。
初日には各会場にウラル創作人形協会会長のエレナ・リシナさんも挨拶に回りました。
動物に限った創作ものはまだ、挑戦的な部分が多いのですが、京都の青山さん、アラビクの森内さん、乙女屋さんともにこの冒険に積極的にご協力頂き、本当に心強くありがたく思います。

今回の企画を通して、日本の創作人形の黎明期に障壁扱いされていた「布でつくっているから」「玩具だから」という意識による差別について、思いが何度も至りました。
でも、動物ものに取り組んでいる作家の方は「布だから」「玩具だから」という面白さを極めようとしているように思います。FANTANIMA!は、現代の創作人形を振り返る意味でいろいろなヒントを与えてくれています。
その内容はまた、折に触れ綴っていきたいと思います。
関西方面の方は、ぜひFANTANIMA!会場に足をお運び下さい。
また、アラビクにはDOLL FORUM JAPANのバックナンバーがたくさんあります。自分でいうのもなんですが、今読み返しても面白いし、今、あの仕事ができるかと言ったらできないと思います。会場に行かれた方は、こちらもご覧になってみてください。

 写真:アレナ・ジレンキナの3月ウサギ(書肆・珈琲舎アラビクにて)
詳細はhttp://www.nonc.jp/fantanima/

 

2013年3月16日土曜日

KOYAALA通信



ここ数日缶詰めで、KOYAALA通信を作っておりました。
今回は造形作家のよねやまりゅうさんを訪ね、「死と造形」をテーマにお話を伺いました。

大震災から2年。未曾有の大惨事がもたらした突然の多量の死の現実がこの2年間でもたらした影響は、ひとがたを作る人達にとってあったのか、なかったのか。小さな紙面ですが、その問いを考えてたくて、よねやまさんに尋ねてみました。
奇しくも取材日は3月11日。横浜のアトリエに向かう途中、2時26分に「一斉訓練のため」乗っていた電車が止まりました。

通信はチーム・コヤーラの活動趣旨に賛同頂いているコヤーラ・クラブ会員の会報です。ご関心のある方は、こちらまで。
http://www.ab.auone-net.jp/~koyaala/koyaala-club.htm



2013年3月1日金曜日

FANTANIMA!での取り組み

当オフィスが初めて取り組む企画、FANTANIMA!では、ロシアの民族人形のワークショップを開催します。
ヴェプスカヤと呼ばれる布の素朴な人形は、お守りとして作られ、人の暮らしと共にありました。針とはさみは一切使わず、布をちぎり、糸でしばって作っていきます。
サイズや形にも、意味があります。
顔に目鼻を入れないのは、命がこもってしまうからだということで、その点は「魂を入れる」ために目を描き込む日本の人形と対照的です。
社会主義政権下では民族的な風習や迷信は抑圧されていたのが、1991年の社会主義崩壊後、一気に息を吹き返し、今は伝統的な風習であったこの人形に関する本が人気だそうです。
FANTANIMA!では、ウラル創作人形作家協会のエレナ・リシナ会長が来日し、このヴェプスカヤの講習を行います。(1時間、材料費込み1500円)
御関心のある方は下記まで。
http://fantanima.blogspot.jp/2013/03/blog-post.html
先着順のお申込みとなります。
また、エレナ・リシナ会長によるマトリョーシカ制作ワークショップもあります。
ぜひ、この機会にロシアの空気を一瞬でも、経験なさってみてください。



2013年2月19日火曜日

ウラルの作家達から

最近は、4月のFANTANIMA!に向けて、次々にロシア方面から作品が届くようになりました。
そんな矢先、チェリャビンスクの隕石落下の知らせが!
ちょうど、ウラル創作人形協会(UDAA)の作家の作品が届いた日に、その報告をやりとりしていたら、「隕石が落ちて大変!」との一報が。
ウラル創作人形協会の作家達は、ほとんどエカテリンブルグの人達ですが、チェリャビンスクまでは200kmくらいの距離。広大なロシアでは車で2時間で行ける場所です。
リシナ会長も友人が何人かいるとのことで、連絡がつかない人のことを案じていました。
幸い致命傷に至る方はいなかったようですが、まだまだ寒い冬、集中暖房のロシアで窓のガラスなしで過ごす生活は大変だと思います。
また日本の報道でも繰り返されてますが、そのときの衝撃のショックの影響も心配されているそうです。
チェリャビンスクは、過去にチェルノブイリ級の放射能事故があった土地で、今もその後遺症は残り、若く癌で亡くなる方の割合が多いと聞きます。
時を隔てての大きな事故。
チェリャビンスクの人々の生活の復興と心の平安をお祈り申し上げます。

2013年2月2日土曜日

FANTANIMA!ウェブリニューアル

当オフィスが主催する「不思議可愛い」動物作品の展示会「FANTANIMA!」。

総勢90人の出品者のうち、55人は海外勢で45人はロシア、10人はウクライナ、エストニアの作家です。
連絡と情報処理に時間がかかりましたが、概要や作品がご覧になれるようにウェブサイトをリニューアルしました。
あわせて、専用のツィッターやブログも公開しております。
下記のリンクから、最新の情報をご覧下さい。

公式website
http://www.nonc.jp/fantanima/
公式ブログ 日々の情報をアップ!
http://fantanima.blogspot.jp/
公式twitter
https://twitter.com/fantanima
公式Facebook(アカウントのある方のみ閲覧可能)
https://www.facebook.com/Fantanima

このイベントにあわせて、企画に協力頂いている作家で、青の羊でもある立川好江さんが、キャラクターを作ってくれました。ブルーとオレンジの象の「ファニマちゃん」です。
よろしくお願いいたします!