チーム・コヤーラの通信でもお知らせいたしましたが、皆様の応援のおかげで、イフンケの展示が9月にNHKのふれあいギャラリーで実現することになりました。
千葉惣次さんが所有されている、大船渡の神社の伝統切り紙細工と一緒に「東北ー神さまたちとの復興」と題して、チーム・コヤーラが主催いたします。
会期は9月13日(火)〜18日(日)に決まりました。
また詳細をお知らせいたします。
イフンケからは御礼のメッセージが届きましたので、ここに転載させて頂きます。
------------以下転載
早いものでもう7月です。9月までもう少しということで、毎夜、人形制作にがっちり取り組ませていただております。
この時期、この年齢でこのような時間が過ごせますことは、代え難い幸せだと思っております。
これも、皆様方が応援して下さるおかげであると感じています。 一人の思い、力では、空回りだったかもと思えることが、カタチを持ってコノ世に現れようとしているということは、支えて下さる方々の「思いのチカラ」があって、なのだと思います。
その流れと、流れを作って下さっている方々に本当に感謝いたします。
皆様のお心をカタチに出来るように頑張っていきますね。
被災地は場所によっては、瓦礫撤去もずいぶん進んでおります。 もうだめじゃない?と思われた、石巻市内のお店なども、ど根性で再開にこぎつけた方も現れました。
もっとも、私の生まれ育ったあたりのような、地域ごと壊滅している場所は空前絶後の困難を抱えているわけで、いつ、どうなるものとも言えませんが、本当に被災地のに皆さんは頑張っていると思います。
私事としましては、おかげさまで、ようやく家族3人の火葬も終えることが出来ました。
そのおり、お坊さんともお話したのですが、今回は本当にまわりの方々の気持ちが暖かいこと、熱いことを感じさせていただいております。
そして今回のことを無駄にしないようにと、このことをバネに、前向きに、誰かのため、みんなのためになれる人間になろうとしている志の高い方々もたくさんいらっしゃられると感じております。現地の小学校の校長先生がおっしゃっておりましたが、「大変な災害ですが、でもこれを経験した子供たちは、きっと人間的に大きく成長しますよ。」と。 希望です。
そんな思いも込めて、9月展は「東北〜神さまたちとの復興」という題でさせていただくことになりました。
主に三陸地方などで神事に使う切り紙展示を合同で行うことで壊滅的被害を被った文化の復興を願うとともに、ヨーガ(もともとは神とつながる道という意味)する人形たちと一緒に私たち一人一人の神性の復興をも願っているつもりです。 災害、原発事故とみたときに、新しい価値観、思いがたくさんの人々に訪れることを願ってやみません。 東北の空が新しい時代の明けの空になりますよう頑張っていきたいです。そして、皆様のもとにも新しい空が広がりますよう、お祈り申し上げます。
本当にありがとうございました。
頑張ります。
イフンケ〜小松剛也