ロシアの人形展に行かれた方は思いが及ぶかもしれませんが、ロシアの方と連絡をしたり打ち合わせをしても、ものごとが思い通りに運ばなかったり、情報が入らなくてやきもきします。
他の国とのやりとりで、日本人のまじめさは世界に共通するものではないことは思い知ってますが、それにしても対ロシアはなかなかリズムがあいません。
それはポポヴァ姉妹も同様だったようです。
まず、私はひとつ訂正とお詫びをいたします。ポポヴァ姉妹はウクライナ在住でした。
彼らも情報を訂正しないので気づかなかったのですが、今回来日を断念することになり、作品の輸送の難しさを訴えるので事情を詳しく聞き込んでこの事実に気づきました。印刷物の手配などは済んでしまったので、追って訂正をかけるつもりです。
彼らも来日にあたり、モスクワからのグループで来るつもりだったのが、そのグループが解散し、来る人は個別で来日することになったのです。その経緯もよく分からぬまま彼らは結果を受け入れるしかなかったようです。彼らが来日するにはビザ申請という大きな壁があり、加えて円高という事情から、グループ化をはかったようですがうまくいかなかったのでしょう。
私もその訪日グループのために宿泊施設を手配して欲しいと代理店から依頼されたので宿をおさえて心配していたのに、その後、それが解散したことは知らされませんでした。そして、その一人が先に来日したので、「あのグループはどうなったの?」と聞くと、「それぞれ予定がまとまらないから解散したの。宿はキャンセルしていいわ」で終わりでした。
結局ポポヴァ姉妹は自分で発送する方法を探り、モスクワから来日するメンバーに作品を託す方向で、交渉を続けてきたらしいのですが、その連絡も途絶え勝ちらしく、やきもきしていました。自分たちで輸送するにしても日本からは便利なEMSも、彼らにとっては非常に厄介な書類作業があるらしいのです。
まだあちらの国は、お金と情報のある人とない人の格差が大きいようです。自由さもそれに影響されるでしょう。ロシアや近隣国の不便さを改めて思い知りました。
そのようななかで、精神の自由を謳歌する素晴らしい芸術作品が生まれてくるのは奇跡的なことに思えてきます。
2009年4月6日月曜日
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