しかし、そのような企画があがればとりあえずコミュニケーションは始まります。人形のことを大切に考えている関係者の方は、まずそれを喜ぶのです。
しかしほとんどの企画者や取材者は、自分が考えている「人形観」を確認しに来るだけのような気がします。創作人形=球体関節人形という情報しか持ち合わせていないメディアも最近はあるようですし、人形=ポップアートと呼びたい知識層も、私にはそう映ります。そういう仲介者を通してのコミュニケーションは、決して豊かなものに発展するとは思えません。
しかし入り口は「球体関節人形」や特定の人形への関心であっても、人形全体の話を丁寧に興味をもって聞いてくださる相手もいます。
NHKの「新日曜美術館」の担当ディレクターの方、「イノセンス」の押井守監督、「ウィークエンド・ジャパノロジー」に私が出演した折のピーター・バラカン氏、今年の3月に発行されたJAL機内誌『Skyward』のアメリカ人女性ジャーナリストなど、それぞれ漠然と「人形」というテーマを掲げ、切り口も決まっていたのですが、私の話から日本の人形の歴史と現状を見直し、それぞれのテーマに再アプローチされていました。それぞれの仕事のまとめ方にそれぞれのプロフェッショナリズムを見た思いでした。
2009年9月30日水曜日
ノンクプラッツ 9月にオープン
ノンクプラッツ とは、2002年から2007年まで東京都府中市にあった『DOLL FORUM JAPAN』の編集事務所とギャラリーの名前です。 『DOLL FORUM JAPAN』の終刊にともない、ギャラリーも閉廊しました。 マイペースで作家が展示をし、ファンも集うよりどこ...
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水澄美恵子さんの「木造校舎の子どもたち」展が、静岡カントリー浜岡ホテルで3日より始まりました。 人気の「木造校舎の子どもたち」のシリーズに加え、「もののけの戯れ」「水辺の戯れ」などのシリーズ、また、初期の関節人形や文楽人形なども展示。約180体の作品を通して、水澄さんの制作の流れ...
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ファッションドールのイベント「I DOLL」が7月28日(土)29日(日)に東京流通センター(TRC)で開催されます。 開催25周年のイベントとして、2日間にわたり原型師の大橋昇さんのイベントがあります。 I DOLL主催者の方は、イベントのなかでドールのルーツを見直したい...