2008年12月28日日曜日

へニー・コフリーの功績

あまりインターネットのことは詳しくなりたくなかったのですが、しぶしぶHTMLの解析みたいなことをして、なんとかうまくいきました。ふう。
フォトアルバムにフェレナの画像が入りました。あと、年内にアメリカのゲイル・ラッキーの画像をアップする予定です。

あと数人、資料がまだ届いていない作家がいて、その一人、オランダのへニー・コフリーから音沙汰がないので、昨日電話をしました。彼女はいつも、手のこんだ美しい自作のクリスマスカードを送ってきてくれるので、それも届かず、心配でもありました。不安は的中、怪我をして床にふせってしばらく自由に動き回れないそうです。おまけに電話の具合も良くなくて、PCも見られなかったりさんざんだったらしいです。
彼女は2003年に東京国立近代美術館工芸館から巡回で開催された「今日の人形芸術ー想念の造形展」の影の功労者でもあります。それまでは人形に関しては国内作家の紹介と収集にとどまっていた近代美術館ですが、DFJを資料購読した学芸員がへニーの書いた記事に注目、へニーを含め海外作家を取り上げてくれたのです。今、同館にはその時に紹介されたアクセル・ルーカスやシルヴィア・バンケの作品などが収蔵されています。へニーの記事は98年に発行した16号と17号の「なぜ、人形なのか?」です。まだアラビクさんに在庫はあると思いますので、ご関心のある方はお問い合わせになってみてください。